ドラマのような

「やばい!?寝過ごした!!」
ハッ?として目が覚めた夜勤明けの金曜日の朝(昼?)
慌てて目覚まし兼の携帯電話を見る。
「ホッ、全然間に合うじゃん。いつもの起きる時間だ。」
慌てて起きた所為か、はたまた週末の所為なのかやけに体がだるい。
でも、今日を乗り切れば休みだ。
そう思えば何とかやり過ごせそうである。


おっ?携帯電話に着信履歴がある。
留守番電話も入っているようだ。
だが着信された番号に覚えがない。誰なんだ?
留守番電話に切り替える。
「アタシ。覚えているかな?」


あ、あいつだ
忘れるわけが無い。
その昔仕事が忙しい頃、時間を無理にでも作って逢瀬し肌を重ねあったあいつの声だ。


「久しぶりに会いたいんだけど時間取れるかな?連絡ちょうだい。」


もうあいつとの関係はとっくに終わっている。なぜ今頃?
連絡を取っていいものかどうしようか悩む心と裏腹に着信番号に電話する自分があった・・・。











なんちゃってね。(笑)
そんな話あるわけ無いじゃん。
そんなに自分モテません。
こんなバイク馬鹿の偏屈男惚れる女なんざいやしませんて。
(あ、なんだか自分で書いていて非常に虚しくなってきた。)
上に書いたのは半分冗談。(女の人の話ね。)
ここからは本当の話になります。


留守番電話にメッセージが入っていたのは本当。
その内容とは
日本赤十字社と申しますけど、なんちゃって900さんの白血球が必要となり
分けていただけないかとご連絡いたしました。成分献血にぜひご協力いただきたいのですが。
折り返し至急ご連絡いただけると助かります。」


何ぃ?
そういえば以前献血に言った際こんな説明をうけたっけ。
「白血球などには型があるのですが、その型が多数あります。
手術等でなんちゃって900さんの血液成分が近い方が必要になった場合
直にご連絡させていただいてご協力をお願いすることがあります。
その際はよろしくお願いいたします。」
とは言っていたのを覚えている。ただ、
「滅多にあることではないので・・・。」
とも言っていたのに・・・。
おぉ!?滅多に当たることが無いことが当たったようである。


至急との事だったので早速電話をすることに。
すると担当の方がすぐ出たので、時間が合えば協力する旨を伝えた。
日曜か月曜のどちらかであれば問題ないとの事なので
日曜なら問題ないので時間を決め献血することと相成りました。
日曜に行ってきます。
その結果はまたブログで。


でも思ったんだけど、こういった献血のお願いの電話をかける人
全く頭が下がります。
こういったことは急な用件が多いでしょうから、
それに間に合うよう型が合致した人を見つけ
その人に片っ端から電話し協力を仰ぐのですから。
こういう人には感謝の意を込めて声を大にして言いたい。
「お疲れ様です、辛いと思いますが仕事頑張ってください。出来る限り協力しますから。」